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介護塾

 今回の研修では、「在宅で人生の最期を自宅で迎える」ことについて3事例の紹介があり、「ご本人の生き方」や「家族の在り方」などについて講演されました。講師の宮野さんは、「自宅での看取り」についてのメリットは、「残された時間を住み慣れた家(思い出・香り・風景・ぬくもりなど)家族と一緒に過ごせること。」、そしてデメリットは、「家族の身体的介護負担や、お互いに気を遣うなどの精神的負担が発生する。」こと、そのため在宅にするか、病院にするかで迷った際には、「ご本人と家族介護者の両者が、負担軽減が図れるために必要なことについて、先ず考えること」が必要で、在宅ケアで家庭崩壊に至ってはならないと指摘されました。

在宅ケアには限界があり、そして家族介護者は将来に向けた家族生活があることを踏まえ、「在宅ケアの限界線をどの位置で引くか」についての難しさを考えさせられた研修会となったようです。

 ▼第17回参加者
参加人数

<会場での様子>
第17回会場の様子

第17回会場質疑応答の様子