tayori/2012-12-06
乳幼児の歯
生まれたばかりの赤ちゃんには歯はありません。生まれたばかりの赤ちゃんは、吸うという行為のみで、母乳やミルクを飲んで成長していきますが、一般的には、6ヶ月ころから、乳歯が生えてきて、食べるための準備ができてきます。
この乳歯が生えてくるのは6ヶ月目頃からですが、赤ちゃんによっては、7ヶ月目、8ヶ月目、9ヶ月目という場合も、あります。
ですから、周りの子供よりも乳歯が生えてくるのが遅いからといって心配しすぎることはありません。
また、その元といいますか歯自体は、それより前につくられており、お母さんのお腹の中にいるとき、つまり生まれてくる前からつくられはじめているのです。
乳歯が生えそろうのは、だいたい3歳頃で、上下であわせて20本の歯が生えてきます。そして、永久歯に変わり始めるのが6歳頃からで12歳ころまでに生え変わるのが一般的です。
では、歯が生えはじめたころの歯磨き、口の中の清掃はどうすればよいのでしょうか。
乳歯はやがて永久歯に生え変わりますが、だからといって、歯磨きなどを怠ってはいけません。 乳歯はやがて生える永久歯に影響を及ぼすものであり、永久歯のガイドラインにもなっているなど大切な役割を担っているのです。