tayori/2012-12-13
乳幼児の虫歯と歯磨き
虫歯にならないためには、どうすればよいのでしょうか。虫歯とは、ミュースタンス菌などの細菌の感染から起こる一種の感染病なのですが、この細菌は食べ物のカスなどがあると多く繁殖し、虫歯をつくります。しかしながら、生まれたばかりの赤ちゃんの口の中には、虫歯の原因菌は存在しません。
赤ちゃんは最初のころは、母乳やミルクのみでですが、やがて歯が生え徐々に離乳食など食すようになっていきます。
その頃からお母さんが食べやすいように一旦口に含んだものを赤ちゃんに食べさせたりすることで、親がもっている細菌が赤ちゃんの口の中にも入り、虫歯の元となる菌が存在するようになります。
赤ちゃんの口の中に入ってきた細菌は、乳歯を虫歯にする原因となります。また、乳歯は永久歯に比べ弱いので、より虫歯になりやすいのです。
また、赤ちゃんとのキスなどのスキンシップなども、親から菌が移る原因となります。だからといって、過度に意識することなく積極的に赤ちゃんとの触れ合いはもつべきだと思います。
虫歯となる菌が口の中に入るとしても、虫歯にならないように、親御さんは、歯みがきなどをきちんとしてあげるようにしてください。