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tayori/2012-12-18

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基本的な歯磨き

自分で歯磨きをするようになってからは、特に磨き残しがないようにすることがまず一番大事です。

成長過程において、歯の生え方などは個人差があり、歯並びが悪かったりかみ合わせが悪かったりする場合もあります。このような場合はより磨き残しができやすくなりますので、注意をしましょう。

歯を磨くときは、自分でしっかり口の中、歯の状態を確認しながら磨くとよいです。鏡の前で磨いた歯がほんとうに磨けているか見てみてください。

磨き残しが起こりやすい場所は、歯と歯の間、歯と歯茎の境目、奥歯などです。基本としては歯ブラシを鉛筆をもつように握り、小刻みに歯ブラシを動かしながら、強くなりすぎないように丁寧に磨きます。

鉛筆にぎりであれば、強い力がかかりにくく、毛先をきちんと歯と歯の間や、歯と歯茎の間いにあてて磨いていけば、力を入れてゴシゴシしなくても、きちんときれいにすることができます。また、できるだけ、磨き順序は決めておいたほうがよいでしょう。同じ順序で磨いたほうが、磨き残しがない傾向にあります。

また歯並びや歯肉の状態によって、歯の隙間の汚れが歯ブラシでは取り除きにくい場合は、歯間ブラシを使ってもよいでしょう。歯間ブラシの使いすぎはよくないといわれていますが、歯ブラシの毛先が届かないため、汚れがとれないような場合は、歯間ブラシで取り除く方が有効です。

歯、歯茎の状態によっては、歯周病予防の歯磨き剤や洗浄剤などを使うのもよいでしょう。

歯垢がたまってしまって、汚れが取れにくくなっている場合は、歯科医でとってもらいましょう。定期的に歯医者にいって検診、クリーニングをすることで、虫歯にならない健康な歯を保つことができます。

画像の説明

(オーラルケアの基礎知識 歯磨き方法:ライオン)より