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tayori/2013-01-30

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加齢による口臭

高齢になってくると、唾液の量が減ってくるため、口臭がしやすくなります。加齢により口臭が・・というようなことは、よく言われることですが、意識的にうがいをしたり、食事のときによく噛んで、唾液をだすようにするなど、生活習慣の中で予防していくほうがよいでしょう。
これも、若さを保つひとつの方法になります。

そして、寝ているときは、誰しも唾液の量が減りますが、鼻炎の方など口呼吸が多い人は、より口が乾燥しやすく口臭がしやすくなりますので、注意が必要です。寝る前の歯磨きと同じように、口のマッサージなどで、意識的に唾液の分泌を促すようにすることなども習慣的に行うとよいでしょう。

さらに、深刻な口臭としては、歯周病が原因の場合があります。歯周病は、初期状態では痛みなどもないため、ほとんど気が付かないことが多いのですが、放置しておくと、最終的には、抜歯することになるような怖い病気でもあります。

歯周病になっていると、歯周ポケット(歯と歯茎の境目)に細菌がたまりやすい状態になっているので、細菌はどんどん増殖し、口臭の原因となるガスが多く発生することになります。さらには、状態が悪化し膿(ウミ)がたまったようになり悪臭を放つことにもなりかねません。

歯磨きをしても口臭がなおらない、気になるという場合は、歯周病などの病気が原因であることも考えてみる必要があります。歯周病については、歯科医で診断を受け、治療を行うようにしましょう。