tayori/2013-05-15
壮年期の歯みがき
- 歯の喪失期
40歳代以降は、歯周病などにより歯を失う人が増えてきます。働き盛りで歯科医院へ行く時間もなく、手遅れになりがちです。年に1~2回は、定期的に歯科健診を受けることが大切です。
- 歯根のむし歯に注意
年齢とともに歯ぐきが退縮し、歯根が出てくることがあります。この部分はエナメル質よりもやわらかく、むし歯になりやすいので注意が必要です。
- 歯みがきのポイント
歯と歯の間、歯周ポケットに届くよう毛先を使い丁寧に磨いてください。
- さし歯や詰め物のある歯
さし歯のつぎ足した部分をよく注意してみがきます。詰め物のある歯は、その周りがむし歯になりやすいので、毛先を当てて小刻みにみがくことが大切です。
- 歯間ブラシ
歯と歯の間にすき間ができるようになったら、歯間ブラシで清掃を。挿入するときは、歯ぐきを傷つけないように注意してください。ブラシを水平にして、ゆっくり前後に2~3回動かします。
- 歯の根が出ている部分の清掃
根の部分は歯垢がつきやすく、やわらかいのでむし歯になりがちです。毛先をしっかり当て、小刻みに動かしながらみがきましょう。
- デンタルフロス
歯ブラシの毛先が届かない歯間部の清掃につかいます。フロスの両端を指に巻きつけ、歯と歯の間に歯面にそって挿入します。そして歯の側面をこすりながら2〜3回上下します。