tayori/2013-01-19
矯正歯科
歯周病になる原因のひとつに「歯並び、かみあわせ」の悪さがあります。
歯並びが悪い場合は、どうしてもブラッシングが難しくなるため、きちんと歯を磨いたつもりでも汚れが取りきれないことが多いのです。
取り除くことができなった汚れの中の細菌が、虫歯や歯周病を引き起こす原因にもなります。
歯並びが悪い方の中には口が閉じづらく、いつも開いているような状態となり、口の中が乾燥しやすくなる人がいます。
口の中が乾燥している状態ですと、虫歯や歯周病の進行を防ぐ役割をする唾液が、歯や歯ぐきに行き渡りません。このような場合も、虫歯や歯周病になりやすい状態と言えます。
歯並びやかみ合わせが悪い場合は、物をかみ砕く(咀しゃくする)ことがしづらい状態です。
物をよく噛んで食べることが、体全体の健康につながることは、当サイトでもご説明しています。
逆に、咀しゃく機能が低下すると、胃腸への負担が大きくなったり、体の歪みや肩こりの原因になったりする場合があります。
歯ならびが直接の原因であるということは言えませんが、咀しゃくする力が弱いことは、その他全身へ何らかの影響を及ぼすようなことも考えられますので、歯並びが悪いことで悩まれているなら、矯正歯科にて歯の矯正を行い、心身ともに健康になることをひとつ考えてみてはいかがでしょうか。