あなたの体の健康は、歯と口の健康から・・・。歯・口の情報についてご案内します。

口腔と全身との関わり

人は誰でも、「食事」を摂る場合は歯と口をつかいます。噛む(咀嚼する)ことができなくなると、様々な病気を引き起こしてしまいます。

「食べ物を食べる」には、食物の「におい」「かたち」「手触り」「味」などの様々な感覚によって、その食物を認知した後、口の中に運び入れ、噛み砕き、のどへ送り、飲み込み、そして食道を通過し、胃に到達します。

  • 噛むこと
    • 下あごの上下運動
    • 噛む側に偏る回転運動
    • 下あごの運動にあわせた、舌の側方運動
    • 噛む側への口角の引き

全身の機能のどこかに支障をきたすと「噛むこと」に支障が生じてきます。また「噛むこと」に支障があると、体のどこかに支障が起きてしまいます。ここで、「噛むこと」に支障(問題)があるというのは、「噛むと歯や歯ぐき、顎関節が痛い」、「噛める歯がない」、「歯が動揺しているので噛めない」などの理由によって、「しっかり噛むこと」ができない状態をいいます。

「噛むこと」に問題があると食品摂取バランスが悪いという報告資料があります。

食品摂取バランス

「噛むこと」に問題があると栄養素摂取バランスが悪いという報告資料があります。

栄養素摂取バランス

「現在歯数」が多い人ほど医科医療費が少なかった、という報告資料があります。

医療費

このように「噛むこと」に問題がある場合には、摂取する栄養のバランスが悪くなるなどの理由によって、様々な病気を引き起こすという報告がありますので注意が必要です。